京都市動物園の中の探検は続きます。
クジャクや鳥類を見た後に向かったのは、園内のほぼ中央にある霊長目がたくさんいる場所。
霊長目は、サルやゴリラなど人間に近い動物です。なので、親近感がわきますね。
お疲れのサルたち
霊長目の中で最初に見たのは、「ふさおまきざる」です。
ふさおまきざるは、南アメリカ北東部に分布しており、3頭から15頭の群れをつくって生活しているとのこと。
住んでいるところは木の上だそうです。
京都市動物園にいる「ふさおまきざる」は、全部で7頭。
ヨシコ、シゲコ、トンキチ、カンタ、アキラ、フミヒロ、カヲルが共同生活をしています。
しかし、どれも同じに見えてまったく見分けがつきませんね。
上から何やら発見したようで、今にも飛び付こうとしています。
ふさおまきざるの隣には、マンドリルのオリがあります。
マンドリルは顔がとても派手です。
マントリルが住んでいるのは、赤道直下のアフリカの熱帯雨林。
たくさんの群れで生活するそうで、多い時には700頭にもなるようです。
京都市動物園にいるのは2頭です。
メスのオネとオスのベンケイですが、オリには1頭の姿しかありませんでした。
オネかベンケイかわかりません。
マンドリルの次は猿山へ。
ここにはアカゲザルがたくさんいます。
インド、アフガニスタン、ベトナム、中国南部に生息しているそうです。
アカゲザルは、よく見る感じのサルですね。
食事は、サル用の固形飼料の他にハクサイ、木の枝や木の実、リンゴ、サツマイモ、ニンジン、バナナ、煮干しなど。
人間と食べているものが近いですね。
アカゲザルたちは、全体的に熟睡中。
暑い日だったので、疲れているのでしょうね。
まん丸くなっている尻尾の長いサルは、わおきつねざる。
確かにキツネのような姿であります。
シマシマの尻尾が特徴的ですね。
霊長目の親分と言えるのは、やはりゴリラではないでしょうか。
京都市動物園にいるゴリラはニシゴリラで、マンドリルと同じようなところに分布しています。
オリの中には、オスのモモタロウとメスのゲンキ、そして、子供のゲンタロウの3頭がいます。
ゲンタロウは、母親のゲンキにかまって欲しそうにしています。
仕方なく相手をするゲンキ。
その頃、モモタロウは、木登りをしていました。
ゲンタロウの世話は、ゲンキに任せっぱなしなのでしょうか。
他にも園内には、シロテテナガザルもいましたが、ガラスに光が反射して、写真を撮ることができませんでした。
ふさおまきざる以外は、ほとんどが休憩中といった感じでしたね。
京都市動物園探検記目次
- 京都市動物園探検記・カモ類とネコ科の動物編
- 京都市動物園探検記・シカと鳥類舎編
- 京都市動物園探検記・霊長目編
- 京都市動物園探検記・フクロウとアジアゾウ編
- 京都市動物園探検記・熱帯動物館編
- 京都市動物園探検記・おとぎの国編
- 京都市動物園探検記・アフリカの草原編