以前に粟田神社に訪れた時に境内に大きな人形を発見しました。あまりに大きかったので、思わず写真を撮ってきました。
人形の正体は大燈呂
粟田神社は、京都市東山区にある神社で、地下鉄東山駅から東に10分程度歩いたところにあります。
長い石段を上って境内に入ると右手になんとも大きな人形が。
どうやらこれは、2008年10月の粟田祭で使われた大燈呂らしい。
2008年10月12日の京都新聞の記事によると180年ぶりに粟田祭で復活したとのこと。
以下は、その日の京都新聞からの抜粋です。
京都造形芸大の学生たちが、大型の灯籠によって盛り上がった昔の祭りの風景を復活させようと、青蓮院文書などの古文書に残る夜渡り神事の記述を基に、彩色を施した和紙を使って5基を作った。
これだけ大きなものを造るのですから、京都造形芸大の学生さんたちも相当な手間と苦労があったのではないでしょうか?
なお、2008年の粟田祭の様子については以下のサイトでその模様が写真とともに紹介されています。
2009年の粟田祭の日程
今年の粟田祭は、10月11日、12日、15日の3日行われます。粟田祭の日程や詳細については以下のサイトに詳しく掲載されています。
粟田祭 神輿 御輿 剣鉾2011年11月12日追記:左記ページ閉鎖しています。
粟田神社の起源は古く、京都三大祭りのひとつに数えられる祇園祭の山鉾の原型と言われる神輿と18基の剣鉾が市中を練り歩きます。
で、気になるのは、今年も粟田大燈呂が巡行するのかどうかということ。
粟田神社公式ウェブサイトによると10月11日の午後6時30分に行列が出発し、この行列の中に粟田大燈呂も加わるようです。
今後も毎年、粟田大燈呂が巡行すると大いに盛り上がりそうですね。