2010年01月一覧

上賀茂神社の冬の風物詩

京都にはたくさんの神社があることから、1月の初旬は初詣をされる方で賑わっています。 正月にまとめて何社も参拝したという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 私の場合は、元日に八幡市の石清水八幡宮に初詣に行きましたが、それ以外の神社にはお参りには行ってませんでした。 1社だけにしか参拝しないのも寂しいと思い、すでに年が明けて10日以上過ぎてから上賀茂神社に参拝することに。

千利休切腹の原因となった大徳寺の三門

安土桃山時代の茶人として有名な人物といえば千利休ですよね。 千利休は、豊臣秀吉の帰依を受けて茶道を普及させていき、天正15年(1587年)には北野大茶の湯といった一大イベントに深く関わるなど、秀吉との仲も非常によく、政治についても秀吉の良き相談相手でした。 ところが、利休は天正19年に秀吉から突如切腹の命を受け、70歳でその生涯に幕を閉じました。

因幡から飛んできた薬師如来像・平等寺

銀行や証券会社など金融機関が多く軒を並べている京都市下京区の四条烏丸。 四条烏丸は、京都のビジネス街として有名な地域なので、近代的なビルがたくさん建っています。 烏丸通と四条通が交差するあたりは、交通量が多く、道路はバスや自動車であふれており、また歩道はビジネスマンの方やショッピングをされている方で賑わっています。 そんな近代的なビジネス街や繁華街のある四条烏丸ですが、大きな通りから小さな路地に入ると意外とたくさんの神社やお寺が残っています。 今回紹介する平等寺は、地下鉄四条駅から南に少し歩いたあたりに建っているお寺で、変わった伝説が残っています。

由岐神社はご利益がいっぱい

京都市左京区の叡山電車鞍馬駅を降りて少し歩くと大寺院の鞍馬寺に着きます。 入山料200円を納めて鞍馬寺の仁王門をくぐり、しばらく歩くと由岐神社が見えてきます。 お寺の中にある神社というと小さな鳥居と仏壇ほどの大きさの建物があるだけの小ぢんまりとしたものを思い浮かべますよね。 ところが、由岐神社はそんなことはなく、立派な建物がいくつか建っているのです。

毘沙門堂で商売繁盛を祈願

今年、2010年は寅年。 寅と言えば、毘沙門天ですが、その毘沙門天を本尊としているのが、京都市山科区に建つ毘沙門堂門跡です。 2010年は、1月4日が初寅の日でその前後の3日間、初寅大祭が毘沙門堂で行われたとのこと。 私自身は、初寅大祭を観に行けなかったのですが、今年は寅年なので年内に一度は訪れたいと思います。 その時の予習も兼ねて、毘沙門堂について簡単に紹介しておきます。

高瀬川の開削によって供養された豊臣秀次

観光や旅行で京都に訪れた時に京都らしさを感じるもののひとつとして挙げられるのが鴨川です。 三条大橋や四条大橋から鴨川の流れを見ると京都に来た実感が湧いてくるという方も多いのではないでしょうか。 京都らしさを感じる川は、鴨川の他にもいつくかあります。 鴨川のやや西にある木屋町通に沿って流れている高瀬川もそのひとつですね。