化野念仏寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

化野念仏寺

化野念仏寺

由緒

化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)は、弘仁年間(810〜824年)に空海が、当地に葬られた人々を弔うために小倉山寄りを金剛界、曼荼羅山寄りを胎蔵界と見立てて、千体の石仏を埋め、一宇を建立したのが始まりとされる。山号は華西山(かさいざん)。宗派は浄土宗。

創建当初は、五智山如来寺と称した。

その後、鎌倉時代初期に法然が常念仏道場とし、寺名を華西山東漸院(とうぜんいん)念仏寺と改め、真言宗から浄土宗に改宗した。

毎年8月下旬に行われる千灯供養では、明治時代に地元の人々が付近に散乱していたのを集めた8千体の無縁の石仏等に灯が供えられる。

本堂

本堂

正徳2年(1712年)に寂道(じゃくどう)が再建した本堂。阿弥陀如来坐像を本尊として祀っている。

仏舎利塔

仏舎利塔

境内に建つ仏舎利塔。

六面六体地蔵

六面六体地蔵

地獄、餓鬼、畜生、修羅、人道、天道の六道の地蔵が一体となった六面六体地蔵。「オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ」と唱えながら、人道から天道へ時計回りに参拝する。

化野念仏寺の所在地

〒616-8436
京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17(地図

化野念仏寺への行き方

京福嵐山駅から徒歩約25分
JR嵯峨嵐山駅から徒歩約26分

※拝観料500円が必要。

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