金地院を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

金地院

金地院

由緒

金地院は、南禅寺の塔頭(たっちゅう)。宗派は臨済宗南禅寺派。

応永年間(1394〜1428年)に室町幕府4代将軍の足利義持が南禅寺六十八世大業徳基(だいごうとくき)に帰依し鷹峯に創建したのが始まりとされる。

その後、慶長10年(1605年)に金地院崇伝(すうでん/以心崇伝)が現在地に移し再興する。また、寛永4年(1627年)に大改築が行われ現在の寺観が整えられた。

境内には、伏見城の遺構とされる方丈や小堀遠州作の鶴亀庭園、茶室の八窓席などがある。

明智門

明智門

天正10年(1582年)に明智光秀が母の菩提のため黄金千枚を寄進して大徳寺に建立した唐門を明治元年(1868年)に金地院に移した。

東照宮

東照宮

崇伝が徳川家康の遺命により寛永5年に創建した東照宮。欄間には青蓮院尊純法親王筆の三十六歌仙が掲げられている。

方丈

方丈

伏見桃山城の遺構とされる方丈。

鶴亀庭園

寛永9年に小堀遠州によって造営された鶴亀庭園。小堀遠州が手掛けたと確実にわかる資料が唯一現存する。方丈の前面に白砂を敷き海洋を表し、前方の丘陵を利用して蓬莱連山を表す三尊石組を配している。手前の東と西に亀島と鶴島を対峙させた祝儀の庭となっている。

金地院の所在地

〒606-8435
京都市左京区福地町86-12(地図

金地院への行き方

地下鉄蹴上駅から徒歩約6分

※拝観料500円が必要。

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