滝口寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。
滝口寺
由緒
滝口寺は、法然の弟子の念仏房良鎮が創建した往生院の子院三宝院が始まり。山号は小倉山。浄土宗。
その後、応仁の乱(1467年)などの数々の戦火に遭い、往生院の子院の祇王寺と三宝院が浄土宗の寺として残る。
明治維新で廃寺となったが、昭和初期に再建され、佐佐木信綱が、高山樗牛(たかやまちょぎゅう)の小説「滝口入道」にちなんで滝口寺と名付けた。
滝口入道と横笛
平重盛に仕えた斎藤時頼が建礼門院に仕えた横笛に恋をしたが、父の反対にあい、往生院で出家し、滝口入道となった。横笛は、出家した時頼を往生院に訪ねたが、面会を断られ、大堰川(おおいがわ)に身を投げた。
参道には、横笛が指を切って血で歌を書いた横笛歌石が残る。また、本堂には、鎌倉時代に作られた目に水晶が入っている滝口入道と横笛の木造が安置されている。
平家供養塔
境内にある滝口入道と平家一門の供養塔。
小松堂
平重盛を祀る小松堂。
新田義貞の首塚
延元3年(1338年/北朝の建武5年)に越前(福井県)で戦死した南朝の武将新田義貞の首塚。彼の妻の勾当内侍(こうとうのないし)が三条河原にさらされた義貞の首を盗み、当地に葬った。
勾当内侍の供養塔
新田義貞の首塚の脇にある勾当内侍の供養塔。
滝口寺の所在地
〒616-8387
京都市右京区嵯峨亀山町10番地の4(地図)
滝口寺への行き方
京福嵐山駅から徒歩約21分
JR嵯峨嵐山駅から徒歩約20分
※拝観料300円が必要。
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