桂春院を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。
桂春院
由緒
桂春院は、妙心寺の塔頭(たっちゅう)。宗派は臨済宗妙心寺派。
慶長3年(1598年)に津田秀則が見性院(けんしょういん)として創建したのが始まり。開祖は、水庵宗掬(すいあんそうきく)。
寛永年間(1624〜1644年)に石河貞政(いしこさだまさ)が中興し、改称した。中興開山は、貞政の弟の桂南守仙(けいなんしゅせん)。
方丈
寛永8年(1631年)に建立された方丈。単層、入母屋造、棧瓦葺。
本尊の薬師如来像を安置する。内部には狩野山雪筆の襖絵「金碧松三日月」がある。
清浄の庭
方丈北側に配された清浄の庭。西南隅に紀州の巨岩・奇石を直立した枯滝の石組がある。
侘の庭
既白庵茶室に通じる露地庭の侘(わび)の庭。梅軒門と猿戸によって内露地と外露地に分かれている。
思惟の庭
方丈東側に配された思惟(しい)の庭。左右の築山に十六羅漢石、中央の礎石を坐禅石にみたてている。
真如の庭
方丈南側の崖をツツジの大刈込で蔽った真如(しんにょ)の庭。一段低くなっている奥には楓樹が植えられている。
桂春院の所在地
〒616-8036
京都市右京区花園寺ノ中町11(地図)
桂春院への行き方
京福妙心寺駅から徒歩約6分
JR花園駅から徒歩約11分
※拝観料400円が必要。
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