南禅院を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

南禅院

南禅院

由緒

南禅院は、亀山法皇の離宮跡で南禅寺発祥の地である。臨済宗南禅寺派。

亀山天皇は、文永元年(1264年)に離宮禅林寺殿を営み、正応2年(1289年)に出家し法皇となった。そして、正応4年に離宮を寄付し大明国師を開山として禅寺を建立した。これが南禅寺の始まりとされる。

嘉元3年(1305年)に法皇が崩じた後に遺命によって分骨を埋葬し、この地に建立されたのが南禅寺別院の南禅院である。

その後、明徳4年(1393年)に火災で焼失するが、北山御所の寝殿を移転し再興された。

しかし、応仁の乱(1467年)によって再び焼失することになる。

現在の本堂は元禄16年(1703年)に徳川綱吉の母・桂昌院の寄進によって再建されたものである。

なお、南禅院の庭園は、天龍寺の庭園と苔寺の庭園とともに京都三名勝史跡庭園のひとつとされている。

亀山天皇分骨所

亀山天皇分骨所

南禅院内には亀山法皇の遺命により分骨が埋葬された御陵がある。

南禅院の所在地

〒606-8436
京都市左京区福地町86(地図

南禅院への行き方

地下鉄蹴上駅から徒歩約10分

※拝観料400円が必要。

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