わら天神を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。
わら天神(敷地神社)
由緒
わら天神は、正式には敷地神社という。
祭神は、木花開耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)。
わら天神の創建年代は不明であるが、天長期(824〜834年)以前から北山に祀られていたと伝えられている。天長5年の大雨、大地震の際、淳和天皇が北山の神に幣帛を奉った記録が類聚国史に残る。
天長8年に北山に氷室が設けられた際、加賀国の人々が夫役として指定され、彼らが崇敬していた菅生石部神社(すごういそべじんじゃ)の分霊を勧請し、その母の木花開耶姫命を祭神として北山の神とともに祀った。
応永4年(1397年)に足利義満が北山第を造営するに際して、参拝に不便となったため、両者を合祀して現在地に移した。
その後、応仁の乱(1467年)で荒廃したが、仮社殿を設けて存続。弘化4年(1847年)に大修理が行われた。
また、昭和10年(1935年)にも改修が行われている。
ご利益
安産、子授け、縁結び、子供の成長守護
わら天神宮
本社のわら天神宮。木花開耶姫命を祀る。安産、子授け、縁結び、子供の成長守護のご利益がある。
六勝神社
摂社の六勝神社。倉稲魂命(うかのみたまのみこと)ほか5柱の神を祀る。開運必勝、試験合格、商売繁盛のご利益がある。伊勢、石清水、賀茂、松尾、稲荷、春日の6柱の神を祀った神社で、平野神社の地主神として勧請された。貞観元年(859年)に初めて祭祀を行い、後に西園寺家の鎮守として崇敬された。
八幡神社
末社の八幡神社。応神天皇、神功皇后、比売大神(ひめおおかみ)を祀る。開運厄除、必勝のご利益がある。
綾杉明神
末社の綾杉明神。樹齢千数百年に及ぶ神木綾杉の霊を祀る。明治29年(1896年)8月の暴風で倒壊し、地上2メートルほどの幹のみが残る。
大山祇神社
末社の大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)。祭神は木花開耶姫命の父神である大山祇神。海上守護、農業守護、鉱山守護のご利益がある。
わら天神の所在地
〒603-8375
京都市北区衣笠天神森町10(地図)
わら天神への行き方
市バス「わら天神前」からすぐ
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