蓮光寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。
蓮光寺
由緒
蓮光寺は、明応年間(1492〜1501年)に天台宗真盛派の開祖・真盛が高野山の苅萱堂(かるかやどう)を模して新町通松原に草庵を結んだのが始まりとされる。山号は負別山(おいわけざん)。浄土宗知恩院派。
その後、天正年間(1573〜1592年)に豊臣秀吉の命により玉譽光順が現在地に移転し浄土宗に改宗した。
負別如来(おいわけにょらい)
蓮光寺には、負別如来と呼ばれる本尊の阿弥陀如来像が安置されている。
鎌倉時代を代表する仏師・快慶は東国の僧の求めに応じて阿弥陀如来を彫った。しかし、その出来があまりに良かったため僧に持っていかれるのがもったいなく思い、僧を追いかけ山科の辺りで追いつき、もう一度仏像を見せてほしいと頼んだ。
僧はこれに承諾し、背負っていた箱を開くと、なんと仏像が二体に別れていた。
このうちの一体が当寺に安置されている阿弥陀如来像で負別山(おいわけざん)の山号の由来となっている。
なお、僧が持ち帰ったもう一体の仏像は仙台市泉区にある阿弥陀堂に安置されており、笈分如来と呼ばれている。
駒止地蔵(こまどめじぞう)
蓮光寺には、負別如来の他に弘法大師空海の作と伝わる地蔵が安置されている。
この地蔵は六条河原の刑場に祀られていたが、洪水によって行方が分からなくなっていた。
ある日、平清盛が馬に乗って六条河原に差し掛かった時、急に馬が動かなくなり、その場所を掘ってみると地蔵が出てきた。
そこでこの地蔵は駒止地蔵と呼ばれるようになった。
蓮光寺の所在地
〒600-8119
京都市下京区富小路通六条上る本塩竈町534(地図)
蓮光寺への行き方
地下鉄五条駅から徒歩約7分
京阪清水五条駅から徒歩約8分
※境内参拝は用許諾。本尊拝観は事前予約が必要(拝観料1,000円)
蓮光寺の公式ホームページ
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