勝持寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

勝持寺

勝持寺

由緒

勝持寺(しょうじじ)は、白鳳8年(679年)に天武天皇の勅願で役行者(えんのぎょうじゃ)が創建したのが始まりとされ、その後、延暦10年(791年)に最澄が桓武天皇の勅により再建したと伝えられている。山号は小塩山(おしおざん)。院号は大原院。天台宗。

創建当初は、大原寺(だいげんじ)と称していたが、仁寿年間(851〜854年)に仏陀が文徳天皇の帰依を受け、伽藍を建立し、寺名を勝持寺に改称した。

応仁の乱(1467年)で、仁王門以外のすべての建物が焼失。

天正年間(1573〜1592年)に青蓮院宮尊朝法親王(しょうれんいんのみやそんちょうほうしんのう)が再建。江戸時代にも徳川綱吉の生母桂昌院の援助を受け復興された。

仁王門

仁王門

仁寿年間に建立された仁王門。勝持寺で最も古い建物である。

不動堂

不動堂

弘法大師空海が眼病に悩む人のために不動明王に病魔退散を祈願し霊験あらたかであったことから、石不動明王を刻んで岩窟中に祀ったと伝えられている。

瑠璃光殿

瑠璃光殿

勝持寺の宝物を保管している瑠璃光殿。本尊の薬師如来像、西行法師像などが安置されている。

西行桜

西行桜

勝持寺で出家した西行が植えた桜と伝えられている。現在の桜は3代目。

勝持寺の所在地

〒610-1153
京都市西京区大原野南春日町1194(地図

勝持寺への行き方

阪急バス「南春日町」から徒歩約15分

※拝観料400円が必要。


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