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西寺跡を紹介しています。
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西寺跡

西寺（さいじ）は、延暦15年（796年）頃に羅城門の西側に国家鎮護のために創建された官寺である。

その後、天長7年（830年）に講堂が完成する。

西寺は、羅城門をはさんで東側にある東寺と対称をなし、金堂や講堂を中心に南大門、中門、五重塔、僧坊、食堂（じきどう）などがあった。

しかし、正暦元年（990年）の火災で多くの堂宇が焼失し、さらに天福元年（1233年）にも火災が発生し、その後は再建されることなく衰退した。

なお、西寺の住持であった守敏（しゅびん）は、東寺の空海と神泉苑で雨乞い合戦を行ったという伝説が残る。

現在の西寺跡は西寺児童公園となっている。

京都市南区唐橋西寺町（地図）

近鉄東寺駅から徒歩約15分

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