龍源院の観光情報

龍源院を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

龍源院

龍源院（りょうげんいん）は、大徳寺の塔頭で、畠山義元、大友義親、大内義興が東渓宗牧（とうけいそうぼく）を開山として創建した。臨済宗大徳寺派。大徳寺南派の本庵。

創建時期は、文亀2年（1502年）や永正9年（1512年）など諸説ある。創建当初は、霊山一枝軒と称した。

明治初期に神仏分離によって大阪府の住吉神社にあった慈恩寺と岐阜県高山城主金森長近が大徳寺内に創建した金竜院が合併し現在にいたる。

一重入母屋造、檜皮葺の方丈。室町時代の禅宗方丈建築で重要文化財に指定されている。

方丈南庭の一枝坦（いっしだん）。東渓宗牧の師実伝から賜った室号の霊山一枝之軒（りょうぜんいっしのけん）より名付けられた。

枯山水庭園で、蓬莱山、鶴島、亀島が配されている。

方丈北庭の竜吟庭。三尊石からなる須弥山形式の枯山水庭園で相阿弥の作と伝えられている。

書院の南に配された滹沱底（こだてい）。左右に阿吽（あうん）の基礎石が置かれていることから阿吽の石庭とも呼ばれている。

方丈の東にある東滴壺（とうてきこ）。我が国で最も小さい石庭である。

〒603-8231
京都市北区紫野大徳寺町82-1（地図）

地下鉄北大路駅から徒歩約19分
市バス「大徳寺前」から徒歩約5分

※拝観料350円が必要。

スポンサードリンク