西岸寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

西岸寺

西岸寺

由緒

西岸寺(さいがんじ)は、天正18年(1590年)に雲海によって創建されたのが始まり。浄土宗。

その後、鳥羽伏見の戦い(1868年)で地蔵堂が焼失したが、明治27年(1894年)に再建された。現在の地蔵堂は昭和53年(1978年)に再建されたもの。

油掛地蔵

地蔵堂に安置されている石仏の地蔵尊は油掛地蔵の通称で親しまれている。

その昔、山崎の油商人が門前で転び油をこぼしてしまった。油商人は落胆したが、残った油を供養のために地蔵に掛けた。すると油商人の店は大いに繁盛した。以来、油掛地蔵と呼ばれるようになり、地蔵に油を懸けて祈願すると願望成就のご利益があると伝えられている。

なお、地蔵尊は、伏見天皇、正親町天皇の信仰篤く、正応3年(1290年)に不思議の霊験があったことにより、文保元年(1317年)に伏見院別御殿(現在地)を下賜され、地蔵院の称号を賜った。

芭蕉句碑

芭蕉句碑

我衣に 伏見の桃の 雫せよ

上の俳句は貞享2年(1685年)に松尾芭蕉が任口上人(にんこうしょうにん)の高徳を慕って訪ねた時に詠んだものである。

碑は文化2年(1805年)に建設されたものである。

西岸寺の所在地

〒612-8364
京都市伏見区下油掛町898(地図

西岸寺への行き方

近鉄桃山御陵前駅から徒歩約9分
京阪伏見桃山駅から徒歩約8分

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