三千院を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

三千院

三千院

由緒

三千院は、最澄が比叡山に根本中堂を創建する際に東塔南谷に一宇を建立したのが始まり。

貞観2年(860年)に承雲が修造し、最澄自作の薬師如来坐像を安置して円融房と名付けた。

その後、移転が繰り返され、梨本房、円徳院、梨本門跡、梶井宮と改称されていく。応仁の乱(1467年)で焼失した後、大原に再建された。

明治維新に現在の寺名に改称。

なお、三千院は、妙法院青蓮院とともに天台宗の三門跡に数えられている。

聚碧園

聚碧園

池泉観賞式庭園の聚碧園(しゅうへきえん)。江戸時代の茶人である金森宗和(かなもりそうわ)が修築したものである。

宸殿

宸殿

後白河法皇が始めた宮中御懺法講(きゅうちゅうおせんほうこう)を今に伝える宸殿(しんでん)。大正時代に御所の紫宸殿を模して建てられた。

有清園

有清園

池泉回遊式庭園の有清園(ゆうせいえん)。中国の詩人である謝霊運(しゃれいうん)の「山水清音有」より命名された。

往生極楽院

往生極楽院

寛和2年(986年)に源信が父母の菩提を弔うために姉の安養尼とともに創建したと伝えられている往生極楽院。本尊の阿弥陀如来坐像を祀っている。

金色不動堂

金色不動堂

智証大師作と伝えられている金色不動明王(こんじきふどうみょうおう)を祀る金色不動堂。

観音堂

観音堂

3メートルの観音立像を祀る観音堂。

二十五菩薩慈眼の庭

二十五菩薩慈眼の庭

観音堂の隣にある二十五菩薩慈眼(にじゅうごぼさつじげん)の庭。補陀落浄土を再現した石庭である。

三千院の所在地

〒601-1242
京都市左京区大原来迎院町540(地図

三千院への行き方

京都バス「大原」から徒歩約15分

※拝観料700円が必要。

三千院周辺の宿泊施設

大原の旅館一覧


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