妙覚寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

妙覚寺

妙覚寺

由緒

妙覚寺は、日実が小野妙覚の援助を受けて、永和4年(1378年)に四条大宮の妙覚の別荘を寺としたのが始まり。開山は日像。山号は具足山(ぐそくざん)。日蓮宗の本山。

文明年間(1469〜1487年)に足利義尚の命により二条衣棚に移転した。

天文15年(1536年)の天文法華の乱で焼失し堺へ移転。同17年に旧地二条衣棚に再建された。

その後、織田信長の上洛時の宿所とされたことから本能寺の変(1582年)で明智光秀に攻められ焼失するが、翌年に豊臣秀吉の命により現在地に再建された。

寛文3年(1663年)には、聚楽第の裏門(ページトップの大門)が移築された。

現在の建物は、天明の大火(1788年)で焼失した後に再建されたものである。

なお、妙覚寺は、妙顕寺立本寺(りゅうほんじ)と並んで、日蓮宗三具足山のひとつとされる。 また、洛中法華二十一ヵ寺本山のひとつでもある。

狩野元信の墓

狩野元信の墓

境内には、画家の狩野元信の墓がある。

祖師堂

祖師堂

京都府の重要文化財に指定されている祖師堂。中央に日蓮聖人、右に日朗上人、左に日像上人が祀られている。

法姿園

法姿園

本堂の前に設けられた法姿園。カエデのみが植えられた自然庭園である。

華芳堂

華芳堂

華芳堂は、日蓮が比叡山遊学中に華芳定光院で法華経を書写し石造に納め日蓮宗建立を誓願した華芳宝塔の掛堂である。

妙覚寺の所在地

〒602-0007
京都市上京区上御霊前通小川東入下清蔵口町135(地図

妙覚寺への行き方

地下鉄鞍馬口駅から徒歩約11分


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