清閑寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

清閑寺

清閑寺

由緒

清閑寺は、延暦21年(802年)に紹継が天台宗寺院として創建したのが始まり。山号は歌中山(うたのなかやま)。真言宗智山派。

一条天皇の時代(在位986〜1011年)に佐伯公行が中興し勅願寺となった。

その後、応仁の乱(1467年)によって荒廃。

慶長年間(1596〜1615年)に性盛(しょうせい)が再興し真言宗に改宗した。

なお、清閑寺は、歌の中山清閑寺と号すが、歌の中山とは清水寺から清閑寺に至る山道をさす。

六條天皇清閑寺陵・高倉天皇後清閑寺陵

六條天皇清閑寺陵・高倉天皇後清閑寺陵

清閑寺に至る石段の途中に六條天皇と高倉天皇の陵墓がある。

高倉天皇の寵愛を受けた小督局(こごうのつぼね)は平清盛によって清閑寺で出家させられた。高倉天皇は、小督局のもとで葬るように遺言を残したため、この地に陵墓が造られた。近くには小督局の墓もある。

宝篋院塔

宝篋院塔

境内の前庭にある宝篋院塔(ほうきょういんとう)。小督局の供養塔と伝わっている。

郭公亭

郭公亭

清閑寺境内にあった茶室・郭公亭の跡。安政5年(1858年)に清水寺成就院住職の月照と西郷隆盛が勤王の謀議を行うために密会した場所。平成3年(1991年)に解体された。

要石

要石

清閑寺の庭にある要石(かなめいし)。「願いあらばあゆみをはこべ」とかかれた立札が近くにある。ここから京都市内を眺めると扇を開いたような景色が広がる。ちょうど扇の要にあたる部分に置かれているため要石と呼ばれる。

扇状に広がる京都市内の景色

扇状に広がる京都市内の景色

要石の近くから西の方向を眺めると山と山の間から扇状に京都市内の街並みが広がる。

清閑寺の所在地

〒605-0922
京都市東山区清閑寺歌の中山町3(地図

清閑寺への行き方

京阪清水五条駅から徒歩約20分
京阪バス「清閑寺山ノ内町」から徒歩約3分

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