秋の気配が漂い始めた東寺・2017年

10月上旬。

京都市南区の東寺に参拝しました。

東寺は京都駅から近く、参拝するのにとても便利です。

また、東寺の五重塔は、JRや近鉄電車の車窓から見えるので、京都の五重塔と言えば東寺の五重塔を連想される方も多いはず。

10月は京都散策に適した気候ですが、東寺にお参りする方は11月の紅葉の時期よりも少な目です。

秋を感じる境内

東寺は、京都駅から歩いて行けますが、最寄駅は近鉄電車の東寺駅です。

駅を出て、九条通を西に3分ほど歩くと、東寺の五重塔が見えてきます。

九条通から東寺に入る時は、まず陸橋に上って写真を撮りたくなります。

東寺

東寺

この風景は、東寺の定番のひとつですね。

九条通に面する南大門から境内に入ります。

南大門

南大門

南大門の正面に見えるのは金堂です。

金堂

金堂

中には、たくさんの仏像が安置されています。

金堂に入るには拝観料が必要です。

今回は、金堂にお参りをする予定はなかったので、中には入りませんでした。

境内の南西角に建つ灌頂院(かんじょういん)の近くには、鎮守八幡宮があります。

鎮守八幡宮

鎮守八幡宮

鎮守八幡宮の手水屋。

手水屋

手水屋

この手水屋は以前からあったのでしょうか。

手水鉢がピカピカなので新しそうです。

鎮守八幡宮は、南北朝時代に足利尊氏が窮地に陥った時、敵に矢を射かけたという伝説が残っています。

東寺は、南北朝時代に何度も戦場となっており、東大門にはその時の矢の跡が今も残っています。

境内を北に向かってのんびりと歩きます。

その途中、境内西側の寺務所の門が開いていたので、ちょっとだけ中を覗いてみることに。

寺務所

寺務所

門より先には入れません。

今まで、門の奥を見たことがなかったので、新発見をしたような気分です。

寺務所の北側には、御影堂(みえどう)が建っており弘法大師が祀られています。

いつもは、御影堂にお参りをするのですが、現在工事中のため代わりに食堂(じきどう)にお参りをしました。

食堂

食堂

食堂の中には、火災で損傷した四天王像が安置されています。

いつ見ても痛々しい姿をしています。

境内の北側から眺める五重塔。

不二桜と東寺

不二桜と東寺

左側に写っている枝垂れ桜は不二桜です。

春に満開となった不二桜と五重塔を同時に見るのも、東寺の定番の風景ですね。

五重塔と枝垂れ柳。

五重塔と枝垂れ柳

五重塔と枝垂れ柳

濠のハスは葉だけとなり、その葉も緑色から徐々に黄色に変わりつつあります。

塀際のカエデは、上の方が赤く色づいていました。

塀際のカエデ

塀際のカエデ

紅葉には、まだ早いのですが、東寺境内は少しずつ秋の気配が漂い始めていましたよ。

なお、東寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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