7月上旬。
京都市中京区の行願寺に参拝しました。
特に行願寺を訪れる予定はなかったのですが、近くを通りかかった時、そう言えば境内にアジサイがあったなと思いだしたことから立ち寄ることに。
終わりが近づくアジサイ
行願寺は、京阪電車の神宮丸太町駅から南西に徒歩約10分の場所に建っています。
地下鉄だと丸太町駅から東に徒歩約10分です。
行願寺の山門前に到着。
左右を建物に挟まれているので、山門が目立ちにくく、初めて参拝する方は見落としてしまうかもしれませんね。
山門をくぐると正面に本堂が建っています。
それでは、本堂に上がってお参りをしましょう。
行願寺は、西国三十三所観音霊場めぐりの第十九番札所で、寛弘元年(1004年)に行円上人が創建したのが始まりです。
行円上人は、子を身ごもっている母鹿を射止めたことを悔いて、常にその皮をまとって鹿を憐れんだことから皮聖(かわのひじり)と呼ばれていました。
また、そのことから、行願寺も革堂(こうどう)と呼ばれています。
さて、アジサイですが、山門付近で、まだきれいな花を咲かせていましたよ。
アジサイの花は若干乾燥した感じにはなっていましたが、全体的には見ごろを保っていました。
紫色のアジサイがきれいに咲いてますね。
本堂の南側に植えられているアジサイ。
こちらも見ごろを保ってはいましたが、そろそろ終わりかけのようです。
咲き始めたハス
行願寺の境内には、たくさんの鉢が並べられています。
これらの鉢に植えられているのはハスです。
7月に入りましたから、京都のお寺でハスを目にする機会が増えてきましたね。
行願寺のハスは、まだそれほど多くは咲いていませんでした。
真っ白なハスの花。
この日は、晴天で割と暑かったのですが、純白の花が清涼感を与えてくれました。
こちらは、咲きかけのハス。
私が行願寺を訪れた時は、多くのハスがこのような感じでしたよ。
寿老人堂にもお参りをしておきましょう。
行願寺は、都七福神めぐりの寿老人でもあります。
寿老人堂の隣に七福神が勢ぞろいしています。
行願寺にお参りをしておけば、七福神全員のご利益を授かれそうな気がしますが、どうなのでしょうか。
都七福神ののぼりの前にこれから花開きそうなハスがありました。
情熱的な赤色のハスの花。
もう少しで開きそうですね。
行願寺の境内には、割と多くのハスが鉢に植わっているので、これから夏にかけて大きな緑色の葉と白色や赤色の花で埋め尽くされた景色を見れそうですよ。
なお、行願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。