3月29日に京都市東山区の祇園白川の桜の開花状況を確かめに行った後、円山公園にも桜を見に行ってきました。
例年だと、3月末には円山公園の祇園枝垂れ桜が5分咲き程度まで咲き進んでいます。
その他にも、早咲きの枝垂れ桜が多数植えられており、これらも見ごろに近づいている頃なのですが。
紅枝垂れ桜が咲き始め
円山公園の最寄り駅は、京阪電車の祇園四条駅です。
駅から、四条通を東に5分ほど歩き、八坂神社の境内を抜けると円山公園に到着します。
今回は、祇園白川に行った後だったので、知恩院の参道から円山公園に向かうことに。
知恩院の参道では、桃桜が満開になっていました。
満開の桃桜
桃桜が満開になるのは、例年だと3月中旬です。
2017年の京都は、どこも桜の開花が遅いですね。
知恩院の三門から南に歩き、円山公園に入りました。
たくさんの旅行者や観光客の方がいらっしゃいます。
きっと、桜を見る目的で円山公園を訪れたのでしょう。
しかし、残念ながら祇園枝垂れ桜は開花前であります。
開花を待つ祇園枝垂れ桜
もう3月が終わろうとしているのにまったく花を咲かせていません。
こんなに開花が遅れることは、滅多にないのですが。
池の近くの枝垂れ柳も、なんとなく葉が少ないように感じます。
枝垂れ柳
公園内の東に向かいましょう。
坂本竜馬と中岡慎太郎の像の近くに多くの枝垂れ桜が植えられています。
この辺りの枝垂れ桜は、ソメイヨシノよりも早く開花します。
例年だと3月末には5分咲き以上になっているのですが、あいにく、つぼみが膨らんできているだけでした。
枝だけの枝垂れ桜
背の低い紅枝垂れ桜が開花していました。
咲き始めの紅枝垂れ桜
2分咲き程度でしょうか。
枝先は、比較的多くの花が咲いてますね。
紅枝垂れ桜のアップ
公園をさらに東に歩いていきます。
料理屋さんの近くの枝垂れ桜も早咲きなのですが、まだ咲いていませんでした。
料理屋付近
これ以上奥に行っても、桜がないので引き返しましょう。
公園内は、すでにお花見に合わせてお店がたくさん出ていたのですが、肝心の桜が花を咲かせていないため、お客さんがいませんね。
提灯
再び、池の近くに戻ってきました。
こうやって公園全体を眺めると、まだまだ冬の景色が残っていますね。
冬の景色が残る円山公園
この日の気温は、ここ最近では高めでしたが、春にしては低めです。
ネコが散歩していました。
ネコ
人懐っこいネコで、いろんな人に寄って行ってましたよ。
でも、何かをねだろうとはしてません。
カモが池の岩の上で寝ていました。
カモ
顔を隠して寝ていますから、寒いのでしょうね。
3月29日の状況から予想すると、円山公園の枝垂れ桜が見ごろになるのは4月5日頃だと思います。
ソメイヨシノの見ごろは、さらに3日は遅れそうです。