清凉寺境内で咲く梅・2017年

3月上旬に京都市右京区の大覚寺大沢池(おおさわのいけ)に梅を見に行った後、清凉寺(せいりょうじ)に参拝しました。

清凉寺にも梅が比較的多く植えられており、今の時期はきれいな花を咲かせているはずです。

今回の参拝の目的は、清凉寺境内で咲く梅を見ることであります。

阿弥陀堂付近の梅

京福電車の嵐山駅から北に7分ほど歩くと、道路の真ん中に大きな仁王門が現れます。

この仁王門が、清凉寺の南側の入り口です。

大覚寺からだと、西に徒歩約10分ですね。

清凉寺境内の東側にある駐車場にやってきました。

駐車場

駐車場

あいにくの曇り空。

大覚寺参拝中に降っていた雨は止みましたが、空はどんよりとしたままです。

境内に入ります。

中央に建つ大きな建物は本堂です。

境内

境内

本堂には、釈迦如来立像が安置されています。

そのため、清凉寺は嵯峨釈迦堂とも呼ばれていますね。

それでは、本堂にお参りです。

本堂の東側には阿弥陀堂が建っており、その前では白梅が満開となっていました。

阿弥陀堂前の白梅

阿弥陀堂前の白梅

阿弥陀堂の前には紅梅も植えられているのですが、こちらは見ごろ過ぎです。

阿弥陀堂前の紅梅

阿弥陀堂前の紅梅

あと3日ほど早く訪れていれば、紅梅と白梅がきれいに咲く風景を見れたかもしれませんね。

阿弥陀堂が建つ地は、源氏物語に登場する光源氏のモデルとされている源融(みなもとのとおる)の山荘棲霞観(せいかかん)があった場所です。

阿弥陀堂の本尊の阿弥陀三尊像の中央の阿弥陀さまは、「源融のうつし顔」と言われています。

現在は、阿弥陀三尊像は霊宝館に収蔵されているようです。

阿弥陀堂の少し南に料理屋さんがあるのですが、その近くの八重咲きの白梅は5分咲き近くまで開花が進んでいました。

八重咲きの白梅

八重咲きの白梅

上の写真の奥に見えるのは、一切経蔵です。

その一切経蔵の近くの紅梅が、きれいに咲いていましたよ。

青空と紅梅

青空と紅梅

先ほどの曇り空が嘘のような爽やかな青空であります。

多宝塔付近

境内の西側に建つ多宝塔の前にやってきました。

多宝塔前の紅梅は、見ごろ過ぎですね。

多宝塔と紅梅

多宝塔と紅梅

近くの白梅は、花がほとんどありませんでした。

多宝塔近くには白色のアシビも。

アシビ

アシビ

アセビとも言いますね。

むしろ、アセビの方がよく使われていると思います。

多宝塔の北側の河津桜が咲き始めていました。

咲き始めの河津桜

咲き始めの河津桜

そろそろ主役が梅から桜に交代する頃。

そして、この河津桜が満開になると、本格的な桜シーズンが始まりますね。

青空の下で見る本堂。

青空と本堂

青空と本堂

雨が上がった直後なので、空気が澄んでいます。

気分がとても清々しいです。

その清々しい気分のまま仁王門から外に出ました。

仁王門

仁王門

この後は、天龍寺に梅を見に行きました。

なお、清凉寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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