大沢池で見ごろが近づく梅・2017年

3月上旬に京都市右京区の大覚寺に参拝した後、東隣にある大沢池(おおさわのいけ)に梅を見に行ってきました。

大沢池の北側には梅林があります。

その梅林がそろそろ華やかになっているだろうと期待しながら、大覚寺を出て大沢池に向かいました。

大日堂と聖天堂付近の梅

大沢池は、JR嵯峨嵐山駅から北に15分ほど歩いた辺りにあります。

大沢池の敷地内に入るには、200円の志納が必要です。

私が訪れた日は、天気の移り変わりが激しく、大沢池にやってきた時には、いかにも雨が降り出しそうな曇り空となっていました。

大沢池

大沢池

池のほとりでちぢこまる鳥。

ちぢこまる鳥

ちぢこまる鳥

3月ではありますが、まだ肌寒いです。

大沢池の西側を北に向かって進みます。

すると大日堂と聖天堂が現れます。

大日堂(左)と聖天堂(右)

大日堂(左)と聖天堂(右)

2つのお堂の近くの白梅が見ごろを迎えていました。

見ごろの白梅

見ごろの白梅

奥に見える朱色の建物は、心経宝塔(しんぎょうほうとう)です。

聖天堂脇の紅梅も良い感じで花を咲かせていましたよ。

紅梅と聖天堂

紅梅と聖天堂

こちらは、大日堂の手前に植えられている白梅。

白梅と大日堂

白梅と大日堂

まだ花が少ない感じではありましたが、まずまず華やかです。

梅林は見ごろ前

それでは梅林に向かいましょう。

大沢池には過去に何度か来たことがあり、梅林があることも知っていたのですが、梅の花が咲く時期に訪れたのは今回が初めてです。

梅林にやってくると、ほとんどの梅が3分咲きから5分咲きくらいでした。

梅林

梅林

大沢池の梅林は、見ごろ時期が遅めだとは知っていたのですが、まだこれくらいしか咲いていないとは思いませんでした。

梅林にある梅は白梅が多いです。

梅林の中

梅林の中

空が完全に雲に覆われ、小雨が降ってきました。

雲の白色が背景になるためか、白梅にあまり華やかさがないですね。

白梅に混ざって紅梅が1本ありました。

満開の紅梅

満開の紅梅

この紅梅はほぼ満開になっていて、まさに見ごろであります。

紅梅に近づき枝先の花を見ましょう。

紅梅のアップ

紅梅のアップ

一重のかわいらしい花ですね。

まだつぼみが残っているので、これからもっとたくさんの花を咲かせそうです。

梅林越しに見る心経宝塔。

心経宝塔と白梅

心経宝塔と白梅

晴れた日だと、心経宝塔の朱色がもっと鮮やかに見えたでしょうね。

そして、白梅が満開になっていれば紅白の対比が美しかったことでしょう。

雨足が強くなってきました。

曇り空

曇り空

空もさらにどんよりとしてきたので、心経宝塔の下でしばらく雨をやり過ごすことに。

しかし、雨が止む気配がないので、小雨になったところで梅林から出ました。

そして、運の悪いことに大沢池を出た直後から空が晴れてきましたよ。

例年、大沢池の梅は3月中旬に見ごろを向かるようです。

あと1週間遅くに訪れれば満開の梅林を見れたでしょうね。

なお、大覚寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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