11月中旬に嵐山の大河内山荘に紅葉を見に行った後、近くの亀山公園にも立ち寄りました。
立ち寄ったというよりも、帰り道だったので通り過ぎたと言った方が良いのですが。
時刻は午後4時。
夕暮れが迫り、辺りは徐々に暗くなってくる頃。
そんな時間帯にきれいな紅葉を見れました。
赤く染まりゆくモミジ
亀山公園は、トロッコ嵐山駅から南に5分ほど歩いた辺りにあります。
小倉山の傾斜面に造営されており、大堰川（おおいがわ）の対岸の嵐山も望めます。
正式には嵐山公園の亀山地区なのですが、亀山公園の通称で親しまれていますね。
亀山公園には、小倉百人一首の歌碑がたくさん設置されています。
それらの石碑を全部見て行こうと思ったのですが、石碑が膨大な数あるとわかったので、途中で見て廻るのをやめました。
小倉百人一首の歌碑
また時間のある時に全ての歌碑を見ることにしましょう。
こちらは、角倉了以（すみのくらりょうい）の像です。
角倉了以
角倉了以は江戸時代前期の豪商で、大堰川の開削や高瀬川の開削を行ったことで知られています。
さて、小倉百人一首の歌碑を見て廻るのをやめたのは、その数が膨大だっただけではありません。
亀山公園の紅葉がとてもきれいだったため、日が落ちる前に見ておかないともったいないと思ったことも理由です。
亀山公園の紅葉
11月中旬ではありましたが、亀山公園の紅葉はほぼ見ごろ。
まだ緑色の葉が目立つカエデもありましたが、それもまた味わい深い姿をしています。
様々な色のモミジ
季節の移り変わりを感じさせてくれるモミジであります。
午後4時を回っているのに亀山公園には、多くの観光客の姿がありました。
木々に囲まれるモミジ
やはり、紅葉の名所嵐山ですから、日が西に傾いてきても、この時期は人が減りませんね。
遊歩道を下りながら亀山公園の紅葉を観賞しましょう。
遊歩道の紅葉
西日を浴びて輝く紅葉。
遊歩道わきの紅葉
紅葉して間もないモミジは、全体的に葉にみずみずしさがありますね。
亀山公園の遊歩道わきには、適度な間隔でカエデが植えられています。
外灯と紅葉
1ヶ所に集中的にカエデが植えられていると、そこを通過したら紅葉を見れなくなります。
密集しているモミジも見事ですが、点在するモミジも良いものです。
遊歩道を下りきって大堰川にたどり着きました。
嵐山
対岸の嵐山が、紫色、黄色、オレンジ色、緑色、赤色など、たくさんの色に染まっています。
まさに秋の嵐山といった風景ですね。
たくさんの観光客や旅行者が秋に嵐山に押しかける気持ちがよくわかります。