浄住寺の紅葉・2016年

11月中旬。

京都市西京区の浄住寺に参拝しました。

浄住寺は、あまり人に知られていないお寺ですが、境内に多くのカエデが植えられているので、秋になると紅葉を見ることができます。

ガイドブックでも滅多に紹介されないお寺ですから、紅葉シーズンでも参拝者は少な目です。

見ごろに近づく紅葉

浄住寺の最寄り駅は、阪急電車の上桂駅です。

上桂駅から西に15分ほど歩きます。

すると、左に行くと浄住寺があることを示す石柱が現れるので、それに従い左折すれば、浄住寺の入り口に到着します。

入り口の紅葉

入り口の紅葉

入り口周辺のカエデは、赤く色づいている葉もありましたが、まだ青葉も多く残っており見ごろ前の状態です。

参道に入ります。

参道

参道

参道の中ほどに植えられているカエデは、ほとんど紅葉していませんね。

でも、木の上の方の葉は真っ赤に色づいていました。

参道の紅葉

参道の紅葉

日当たりの良いところにある葉ほど色づくのが早いようです。

石段の前も、まだ紅葉の見ごろには早い状況。

石段の前

石段の前

石段を上った先には、大きな建物があります。

お寺の説明書を読んだ感じだと、この建物は本堂兼禅堂のようです。

本堂兼禅堂

本堂兼禅堂

以前は開山堂だったとのこと。

浄住寺の本尊は釈迦牟尼仏座像です。

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本堂の北側にも建物があり、本堂との中間に庭園が設けられています。

庭園

庭園

庭園の中に入ることができないので、外からしばらく鑑賞。

庭園にもカエデが植えられていますが、こちらもまだ見ごろ前でした。

苔がみずみずしくてきれいですね。

本堂兼禅堂の前に植えられている1本のカエデが、真っ赤に色づいていました。

本堂兼禅堂と紅葉

本堂兼禅堂と紅葉

私が訪れた日では、このカエデが最も紅葉が進んできれいでしたね。

木全体が真っ赤。

真っ赤なモミジ

真っ赤なモミジ

少々、葉の赤色に深みがありますが、これは私のカメラの設定のせいです。

実際に見ると、もっと鮮やかな赤色でしたよ。

本堂兼禅堂が建つ場所の一段低い敷地に行くと、センリョウが赤い実をたくさんつけていました。

センリョウ

センリョウ

紅葉の時期はカエデの木に夢中になってしまいますが、足元でもセンリョウやマンリョウを見ることができますよ。

そろそろ境内から出ることにしましょう。

その前に少しばかりの寄附をしておきます。

浄住寺には檀家がいないので、お寺の維持のためには参拝者の寄附も必要のようです。

参道を入り口まで戻ると、モミジが日差しを受けて、赤色、オレンジ色、黄色、緑色と様々な色に輝いていましたよ。

日差しを受けた紅葉

日差しを受けた紅葉

浄住寺できれいな紅葉を見るなら、11月下旬に参拝した方が良さそうですね。

この後は、北に少し歩いたところにある地蔵院に紅葉を見に行きました

なお、浄住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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