大河内山荘の茶席で観賞する紅葉・2016年

11月中旬。

京都市右京区の嵯峨野を訪れました。

今回、嵯峨野に訪れたのは、小倉山に建つ大河内山荘に紅葉を見に行くためです。

これまで何度も嵯峨野や嵐山に紅葉を見に行ってますが、大河内山荘を訪れるのはこれが初めてであります。

見ごろを迎えた紅葉

大河内山荘の最寄り駅はトロッコ嵐山駅です。

駅を出れば、大河内山荘への道しるべがあるので、それに従って3分ほど歩けば拝観受付に到着します。

渡月橋の北側からだと大堰川(おおいがわ)沿いを西に歩き、途中で亀山公園を登って行けば約15分で大河内山荘に着きます。

大河内山荘の拝観料は1,000円です。

以前は800円だったそうですが、値上がりしてます。

受付を済ませて順路に従い山荘の中へ。

庭園の入り口付近では、多くの旅行者の方が写真撮影をしています。

庭園入口

庭園入口

大河内山荘の中は、海外からお越しの方が多かったです。

国内から観光で嵐山に訪れる人は、拝観料の高さから大河内山荘に入らないのかもしれません。

でも、海外からの旅行者の方々は、せっかく来たのだから拝観料が高めでも、大河内山荘を見ておこうという気になるのかもしれませんね。

拝観料よりも旅費の方が高額ですから。

青々とした芝生。

芝生と紅葉

芝生と紅葉

その周囲のカエデの木は、どれもきれいに色づいています。

それでは、茶席に向かいましょう。

茶席付近の紅葉

茶席付近の紅葉

茶席が設けられている辺りは、特に紅葉が美しいですね。

真っ赤なモミジもあれば、オレンジ色のモミジもあります。

もう十分に見ごろですね。

茶室と紅葉

茶室の中に入ります。

大河内山荘は、拝観料にお茶代も含まれています。

毛氈が敷かれた床几台に腰をおろし、山荘の方にお茶券を渡すと最初にお茶菓子を頂けます。

そして、しばらくすると抹茶が到着。

抹茶とお菓子

抹茶とお菓子

大河内山荘に来る前に随分歩いていたので、紅葉を見ながらお茶を飲んで休憩しましょう。

茶室の中から眺める紅葉も美しいですね。

茶席と紅葉

茶席と紅葉

時刻は午後3時を過ぎていたので、モミジが西日に照らされて輝いています。

それにしても色鮮やかなモミジであります。

色鮮やかな紅葉

色鮮やかな紅葉

2016年の京都は、どこも紅葉がきれいです。

どうやら今年は紅葉の当たり年のようですね。

茶室を出て、近くの紅葉を見て廻ります。

見上げる紅葉

見上げる紅葉

拝観者が多いので、さすがに無人の写真を撮影するのは無理です。

でも、一時的に人が少なくなる時があるので、その瞬間を待てば無人に近い写真を撮ることは可能です。

茶室

茶室

それにしても、鮮やかな赤色ですね。

茶室と紅葉

茶室と紅葉

真紅とは、このような色のことを言うのでしょう。

隣の黄色く色づいたカエデのおかげで、真っ赤なモミジがより鮮やかな赤色に見えましたよ。

そろそろ茶席から移動することに。

山荘に入って来たときに見た芝生の周囲の紅葉が、逆光でキラキラと輝いていました。

逆光で見る紅葉

逆光で見る紅葉

この後は、大乗閣から展望台へと向かいます。

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