妙法院の紅葉・2016年11月10日の状況

11月10日に京都市東山区の智積院に紅葉を見に行った後、北隣に建つ妙法院にも参拝してきました。

妙法院は、天台宗の三門跡寺院に数えられる格式の高い寺院です。

とは言え、中に入るのをためらってしまうことはなく、誰でも気軽に境内に入れます。

休憩所もあるので、周辺を観光して疲れた時には、少し休むこともできます。

色付き始めの紅葉

妙法院の最寄り駅は、京阪電車の七条駅です。

駅からは、七条通を東に5分ほど歩き、東大路通を北に少し歩くと妙心寺の立派な塀が見えてきます。

その塀の中ほどに入口があるので、ここから境内に入りましょう。

入り口

入り口

門をくぐった正面には庫裏(くり)があります。

その前の枝垂れ桜の葉がオレンジ色に色づいていました。

境内

境内

庫裏の隣の玄関前のカエデは、色づき始め。

上の方は赤色が目立っていましたが、まだ深緑から濃い赤色に変わりつつある状態です。

境内の南に向かいます。

秋になり、太陽の角度が低くなってきているため、カエデの葉が正面から日差しを受けています。

色付くカエデの葉

色付くカエデの葉

逆光で見るモミジは、葉を光が透き通って、輝いているようです。

境内の南西、唐門が建つ辺りにやってきました。

ここから北の空を見上げます。

秋空と紅葉

秋空と紅葉

境内の紅葉のせいか、空がひんやりとしているように見えます。

参道を東に進み本堂に向かいます。

参道

参道

本堂の前のカエデは、上の方が黄色から赤色に変化しつつありますが、まだ下の方は緑色。

本堂前の紅葉

本堂前の紅葉

まるでカクテルのようであります。

本堂前には黄色いツワブキの花が咲いていました。

ツワブキ

ツワブキ

秋は紅葉にばかり目が行ってしまいますが、足元でもこのようなきれいな花が咲いているので、秋の京都観光では上ばかり見ないようにしましょう。

それでは本堂にお参り。

中に入れず、賽銭箱も置かれていないので、外からお辞儀しておきましょう。

大きな宸殿(しんでん)。

宸殿と紅葉

宸殿と紅葉

宸殿は、門跡寺院(もんぜきじいん)特有の建物です。

どことなく気品がありますね。

宸殿の手前のカエデは見ごろ前です。

カエデに近づくと、枝の先の方の葉だけ真紅に染まっていました。

モミジのアップ

モミジのアップ

全体が紅葉したら、鮮やかな赤色になりそうな感じです。

本堂と宸殿が建つ辺りは、苔もキレイなので、紅葉と共にじっくりと見ておきました。

再び庫裏の前へ。

庫裏と紅葉

庫裏と紅葉

境内に入って来た時に見たカエデを別角度から眺めると、意外と紅葉が進んでいました。

南側のよく日差しが当たる葉ほど、色づきが早いようですね。

寺務所の前には、ハート形の花がありましたよ。

ハート

ハート

桃色のハートは、見ているだけで心が和みます。

11月10日の状況から予想すると、妙法院の紅葉は、11月20日頃に見ごろになっていそうです。

なお、妙法院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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