初夏の東福寺境内で咲くサツキ・2016年

5月下旬。

京都市東山区の東福寺に参拝してきました。

東福寺は、今の時期は新緑がきれいなのですが、他にも境内のいたるところで咲くサツキの花も美しいです。

今回の記事では、東福寺の境内で咲くサツキを紹介します。

経蔵付近の満開のサツキ

東福寺は、JRと京阪電車の東福寺駅が最寄り駅ですが、京阪電車の場合は、1駅南にある鳥羽街道駅から東福寺に向かうのがおすすめです。

東福寺の南側にある六波羅門をくぐり、境内に入ります。

境内に入って最初に見える建物は、三門です。

三門

三門

いつ見ても雄大な三門。

その前にある思遠池の周囲に植えられているサツキが、チラホラと花を咲かせ始めていました。

満開になれば、池の周囲に桃色の壁ができあがるのでしょうね。

思遠池とサツキ

思遠池とサツキ

三門の後ろに建つ本堂。

本堂

本堂

こちらも三門に負けず劣らず、大きな建物であります。

本堂の東側には、最勝金剛院へと続く参道があり、その両脇のカエデの木々にはたくさんの青葉がついていましたよ。

参道の新緑

参道の新緑

本堂の北東のサツキの刈込。

サツキと本堂

サツキと本堂

なかなか良い感じで咲いていますね。

私が東福寺に訪れた時は、境内の北側にあるサツキがよく咲いていました。

特にきれいだったのが、経蔵の近くのサツキです。

サツキと経蔵

サツキと経蔵

大部分が桃色の花で埋め尽くされています。

向きを変えてサツキを観賞。

石組の上にサツキが植えられているのが、禅寺らしく感じますね。

満開のサツキ

満開のサツキ

サツキの奥に見える建物は、禅堂です。

禅堂は1347年の再建で、日本最古最大の坐禅道場だそうです。

塔頭のサツキ

経蔵の近くに日下門という出口があるのですが、私が参拝した時には工事していたので、再び南の六波羅門へ向かい、そこから外に出ました。

そして、境内の西の参道を北に歩いて、東福寺駅へと向かいます。

途中、塔頭(たっちゅう)の天得院の門の近くでサツキがきれいに咲いていました。

天得院のサツキ

天得院のサツキ

天得院は、夏になるとキキョウが咲き、その頃になると特別公開されます。

天得院の塀際では、カシワバアジサイも咲いていました。

カシワバアジサイ

カシワバアジサイ

アジサイの花を見ると、そろそろ梅雨入りだなと感じますね。

臥雲橋を渡ります。

ここから眺める洗玉澗(せんぎょくかん)の新緑も見事です。

臥雲橋から見る新緑

臥雲橋から見る新緑

東福寺に参拝した時には、必ず渡りたい橋ですね。

同聚院(どうじゅいん)の塀際でも、たくさんのサツキが花を咲かせていました。

同聚院のサツキ

同聚院のサツキ

初夏の東福寺は、どこもサツキでいっぱいでしたよ。

なお、東福寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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