妙法院と大谷本廟の桜・2016年

4月初旬。

京都市東山区の妙法院と大谷本廟に参拝してきました。

小雨がパラパラと降る天気でしたが、そろそろ桜が見ごろを迎える頃だったので、少々濡れても構わないと思いお参りをしてきました。

妙法院の桜

まずは妙法院へ。

妙法院は京阪電車の七条駅から東に7分ほど歩いた辺りに建っています。

智積院(ちしゃくいん)の北隣ですね。

境内は石垣に囲まれており、西側と北側に入口があります。

今回は西側の門から境内に入ります。

門の正面に建つ庫裡(くり)。

庫裡と八重紅枝垂れ桜

庫裡と八重紅枝垂れ桜

手前の八重紅枝垂れ桜は、つぼみが膨らんで、枝先でチラホラと花が咲き始めている状態でした。

満開になるには、あと1週間から10日程度かかりそうです。

境内の南側に歩いて行きます。

大玄関の脇のソメイヨシノが良い感じで咲いていました。

大玄関と桜

大玄関と桜

予想通り、見ごろを迎えていますね。

本堂の近くにある桜は、多くの花を散らしていました。

本堂と桜

本堂と桜

ヤマザクラでしょうか。

唐門の前に植えられているヤマザクラが満開です。

唐門と桜

唐門と桜

晴れた日なら、もっときれいだったでしょうね。

先ほど見た大玄関近くのソメイヨシノを別角度から観賞します。

見ごろのソメイヨシノ

見ごろのソメイヨシノ

満開にはまだ早いですが、それでも十分に華やかであります。

境内の北側に植えられている彼岸桜は後半戦。

彼岸桜

彼岸桜

地面には多くの花びらが散っていましたが、まだ頑張って見ごろを維持していましたよ。

北の入り口付近の陽光桜も散り始めていました。

陽光桜

陽光桜

曇り空に濃い紅色の花が映えます。

大谷本廟の桜

妙法院から北に10分ほど歩いて大谷本廟の入り口にやってきました。

最寄り駅は京阪電車の清水五条駅で、東に徒歩約5分です。

大谷本廟は、入り口の池に架かる眼鏡橋の近くに多くのソメイヨシノが植えられています。

大谷本廟の入り口

大谷本廟の入り口

清水寺に参拝する途中で、この桜に気づいた方の多くが写真撮影をしていきます。

特に外国人旅行者に人気があるようですよ。

参道を進み、総門をくぐると、仏殿が建っています。

その前に植えられている立派なソメイヨシノが見ごろを迎えていました。

仏殿と桜

仏殿と桜

まだ満開ではないのですが、8分咲き程度まで咲き進んでいます。

立派なソメイヨシノ

立派なソメイヨシノ

桜の枝の間から建物の屋根を眺めます。

屋根と桜

屋根と桜

こういった桜の見方も味わい深いですね。

仏殿前の桜を観賞した後は、明著殿にお参りをして大谷本廟の境内から出ました。

妙法院も大谷本廟も、桜の季節でも人が少な目です。

あまりガイドブックに採り上げられないお寺なので、人に知られていないのでしょうね。

特に妙法院は静かにお花見したい方におすすめです。

宿泊