百萬遍知恩寺で満開になったふじ桜・2016年

3月中旬。

京都市左京区の百萬遍知恩寺(ひゃくまんべんちおんじ)に参拝してきました。

知恩寺には、早咲きのふじ桜が1本植えられています。

知恩寺のふじ桜は、京都市内でも比較的早く開花するため、3月中旬に見ごろを迎えます。

爽やかな空とふじ桜

百萬遍知恩寺は、東大路通と今出川通が交差する辺りに建っています。

京都で行われる駅伝の中継の際、百萬遍の交差点がテレビに映ることがありますが、その近くに建つ大きなお寺が知恩寺です。

最寄り駅は京阪電車の出町柳駅で、東に10分ほど歩くと百萬遍の交差点に着きます。

知恩寺の山門は境内の南側にあり今出川通に面していますが、今回は東大路通に面する西側の入り口から境内に入ることに。

入口

入口

参道を少し進むと塀際に赤い花がたくさん咲いていました。

ボケ

ボケ

おそらくボケの花だと思われます。

人の腰ほどの高さしかありませんが、花の数がとても多いですね。

参道わきには、オカメ桜も植えられています。

参道のオカメ桜

参道のオカメ桜

オカメ桜と言えば出町柳駅付近の長徳寺が有名で、そちらの方が知恩寺よりも華やかです。

境内に入り、北側に向かうと本堂が建っています。

本堂の左前には鐘楼が建っており、その近くにふじ桜が植えられています。

ふじ桜と本堂

ふじ桜と本堂

どうやら、ふじ桜は満開のようです。

鐘楼とともに眺めるふじ桜。

ふじ桜と鐘楼

ふじ桜と鐘楼

青空と真っ白な雲が爽やかであります。

ふじ桜の花は、ソメイヨシノよりも赤いですが、濃い赤色ではありません。

ふじ桜のアップ

ふじ桜のアップ

桃色の花びらがかわいらしいですね。

ふじ桜の頭上には白雲が浮かんでいます。

白雲とふじ桜

白雲とふじ桜

真っ青な空の下で見る桜もきれいですが、適度に雲が出ている空も見ていて清々しく感じます。

本堂の東側には多くのソメイヨシノが植えられていますが、まだ開花する気配がありません。

枝だけのソメイヨシノ

枝だけのソメイヨシノ

あと2週間ほどすれば、ちらほらとつぼみが開き始めるでしょう。

その頃には、ふじ桜が完全に散っていると思うと、少々寂しく感じますね。

仏足石に水が溜まっていました。

仏足石

仏足石

水面には、空が映り込んでいます。

それにしても爽やかな空です。

空の下の本堂

空の下の本堂

高い建物がない広い境内で見上げる空は、果てしなく続いているように見えて壮大です。

ふじ桜を見終えたので本堂にもお参りです。

知恩寺の本堂はとても大きいです。

誰でも中に入ってお参りできますよ。

なお、百萬遍知恩寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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