八坂神社の北向蛭子社に商売繁盛を祈願

1月下旬に京都市東山区の八坂神社に参拝しました。

近くの知恩院に参拝した後、円山公園を歩きながら、ついでに八坂神社にお参りして行こうと思った次第です。

八坂神社は、年明け間もない時期にたくさんの初詣客が訪れます。

さすがに1月下旬なので、参拝者の数は少な目でした。

舞殿と南楼門の提灯

円山公園に面した朱色の鳥居。

南東の鳥居

南東の鳥居

八坂神社境内の南東にある鳥居です。

普段なら西楼門から境内に入りますが、知恩院に先にお参りしたことから南東の鳥居から境内に入りました。

ちなみに八坂神社の最寄り駅は、京阪電車の祇園四条駅です。

祇園四条駅から東に5分ほど歩くと、朱色の西楼門が見えてきます。

境内の様子。

本殿と舞殿

本殿と舞殿

本殿にお参りをしている人は比較的少な目です。

舞殿は平成27年(2015年)に修復されたばかりなので、とてもきれいです。

それでは、本殿にお参りしておきましょう。

八坂神社は、厄除の社として有名なので厄年の方は参拝しておくと良さそうですね。

八坂神社に限らず、京都には厄除けの神社がたくさんありますよ。

舞殿には、たくさんの提灯が吊るされています。

舞殿の提灯

舞殿の提灯

南楼門にも提灯がたくさん吊るされていますよ。

南楼門の提灯

南楼門の提灯

こちらの提灯は、全て高島屋が奉納したものです。

これだけたくさんの提灯を奉納すれば、四条河原町の高島屋も商売繁盛まちがいなしでしょう。

北向蛭子社にお参り

八坂神社で女性に人気があるのが、境内の東側に建つ美御前社(うつくしごぜんしゃ)です。

美御前社

美御前社

その名のとおり美人祈願の社で、近年は国内のみならず海外からも多くの女性が参拝に訪れています。

社殿の前にある美容水。

美容水

美容水

肌につけるときれいになると言われていますが、飲用ではないので飲まないように。

美御前社は数年前に修復したばかりなので社殿がピカピカです。

鳥居にかかる扁額もピカピカです。

美御前社の扁額

美御前社の扁額

修復したばかりの現在の美御前社なら、アンチエイジングのご利益も授けてくれるかもしれませんね。

境内の南の参道に北向きに建つ社があります。

この社は、北向蛭子社(きたむきえびすしゃ)です。

北向蛭子社

北向蛭子社

毎年1月9日と10日は初えびすのお祭りが行われ、商売繁盛祈願で訪れる方で賑わいます。

でも、それ以外の日はあまり参拝する人がいません。

それでは、「祇園のえべっさん」こと北向蛭子社に商売繁盛を祈願しましょう。

社殿は、あまり大きくないですが、正保3年(1646年)に建造された割と歴史のある建物です。

社殿の前には、ふれあいえびす像がにこやかにほほ笑んでいます。

ふれあい「えびす像」

ふれあい「えびす像」

この笑顔を見ていると、明るい未来が待っているように思います。

北向蛭子社に祀られているのは事代主神(ことしろぬしのかみ)で、この神さまが、えびすさまと伝えられています。

そして、事代主神は大国主(おおくにぬし)の御子神とされていますから、ついでに斜め向かいに建つ大国主社にもお参りしておくと良さそうです。

大国主は、縁結びの神様として知られていますから良縁に恵まれるようにも祈願しておきましょう。

社殿の前では、大国さまと白うさぎが参拝者を出迎えてくれてますよ。

大国さまと白うさぎ

大国さまと白うさぎ

さて、本殿と北向蛭子社に参拝を終えたので境内から出ることにしましょう。

西楼門の外の四条通は、いつものようにたくさんの旅行者や買い物客で賑わっていましたよ。

なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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