京都の紅葉狩りコース-石清水八幡宮、善法律寺、神應寺編

京都府八幡市は、京都府と大阪府の境に位置しています。

京都観光で八幡市まで訪れる方は、それほど多くありませんが、秋は見事な紅葉を楽しめる名所がいくつかあります。

特に石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)、善法律寺、神應寺(じんのうじ)は、秋に八幡市を観光する場合には立ち寄りたいですね。

石清水八幡宮

京都駅から石清水八幡宮に行くには、JRで東福寺駅まで行き、そこで京阪電車に乗り換えて石清水八幡宮駅で下車します。

石清水八幡宮駅から石清水八幡宮まではそれほど遠くないですが、山道を歩いて行かなければならないので、ケーブルカーを利用した方が良いでしょう。

男山の山頂に鎮座する石清水八幡宮は、神苑、展望台で色鮮やかなモミジを見ることができます。

石清水八幡宮

石清水八幡宮

神苑にある茶室鳩峯庵近くで見る紅葉は、秋のもの悲しさを感じられます。

また、鳩峯庵の南に建つ研修センターの清峯殿の周りにもカエデが多く植えられており、秋には紅葉した姿を見せてくれます。

展望台では、竹細工を扱っている八幡たけくらぶの建物と一緒に見る紅葉が味わい深いですね。

展望台からは、背割堤の真っ赤に紅葉した桜並木も眺めることができますし、京都市街を一望することもできます。

参道にも多くのカエデが植えられているのですが、日当たりが悪いためか、秋が深まってもなかなか紅葉しません。

なお、石清水八幡宮は境内に入るだけなら拝観料は必要ありません。

善法律寺

石清水八幡宮で紅葉を見た後は、男山から下山して善法律寺に向かいましょう。

善法律寺は、石清水八幡宮の表参道の入り口から南に10分ほど歩いた辺りに建っています。

善法律寺

善法律寺

八幡市の紅葉寺として知られる善法律寺は、その愛称に負けないくらい多くのカエデが植えられており、秋になると境内が真っ赤に色づきます。

境内はそれほど広くないですが、背後の男山と一緒に眺める紅葉は格別です。

参拝者は多いときもありますが、混雑することはほとんどありません。

また、近年、紅葉のライトアップも実施されており、2023年は11月18日と19日に行われます。

なお、善法律寺は、日中もライトアップも、境内に入るのは無料です。

神應寺

善法律寺の紅葉を見た後は、石清水八幡宮駅に戻ります。

石清水八幡宮駅と石清水八幡宮の間に神應寺の入口があります。

参道は、急な石段となっているので境内まで登るのは疲れますが、目の前に黄葉したイチョウが現れると疲れが吹き飛びます。

神應寺は、山の中腹にあって日当たりが良く、モミジが色鮮やかです。

神應寺

神應寺

お堂のガラスに映った紅葉も美しいです。

紅葉時期は遅めで、11月末から12月上旬です。

神應寺では、ケーブルカーと一緒に眺める紅葉も見ておきたいですね。

境内から少し山に登る必要はありますが、きれいな男山の紅葉も見られるので、ぜひ見に行ってください。

なお、神應寺では、毎年11月末に紅葉まつりが行われており、2023年は11月25日26日に開催され、貴重な文化財も公開されます。

神應寺は、拝観料の類は必要なく、無料で境内に入れます。

石清水八幡宮は1時間、善法律寺は15分、神應寺は30分ほど時間がかかります。

八幡市内の移動に40分、京都駅と石清水八幡宮駅の往復に1時間20分かかりますから、所要時間は約3時間ですね。

お食事できるお店は石清水八幡宮駅の近くに数軒ありますが、お弁当を持参しておいた方が良いでしょう。

石清水八幡宮のお店でも食事は可能です。

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