京都散策で気付いた15の観光のコツ

頻繁に京都に出かけていると、訪れる前から観光地の混雑具合が予想できるようになってきます。

どこの名所は、どの時期が混んでいて、どの時期がすいているかといったことは、何度も同じところに訪れていると自然とわかってくるものです。

あまり京都に観光で訪れたことがない方や初めての方は、こういったことはよくわからないのではないでしょうか。

せっかく京都に訪れたのに混雑していて、じっくりと名所を拝観することができなかったというのでは、観光の楽しさも半減してしまいますよね。

そこで今回は、私が、何度も京都に訪れて気付いた観光のコツというか、ちょっとでも不満を少なくする工夫を15個紹介します。

1.時期を少しずらしてみる

京都の観光シーズンと言えば、春は桜の時期、秋は紅葉の時期です。

両方とも観光には申し分のない季節なのですが、やはり、同じことを考えている人は多いもので、どの観光名所に行っても拝観者がギョッとするくらいたくさんいます。

桜は、3月末から4月上旬までが見ごろなので、この時期に京都に訪れたら、どこも人だらけです。でも4月15日を過ぎると一気に人が減るので、桜を見に行くなら、4月下旬にずらすと良いでしょう。

ただ、この頃になると、京都市中心部の桜はほとんど散ってしまっています。

なので、4月下旬に桜を見に行く場合は、左京区の鞍馬寺や大原、右京区の常照皇寺など、北の山の中を訪れてください。

一方の紅葉は、11月中旬から下旬が見ごろなので、この頃が一番混雑します。

でも、最近は、紅葉の見ごろが少しずつ遅くなっており、12月に入ってから見ごろを迎えるところが増えてきています。

特に京都市中心部の紅葉は遅く、京都御苑は12月上旬、下鴨神社は12月中旬が見ごろとなっています。

また、他の紅葉の名所も高雄などの山の中を除けば、12月の第1週までは見ごろを保っていることが多く、しかも、この時期は、ガラッと人が少なくなるので、じっくりと紅葉狩りができます。

2.建物や文化財の拝観はゴールデンウィーク後と冬がおすすめ

桜と紅葉の時期を外せば、ほとんどの観光名所で、人が少なくなります。

特にゴールデンウィーク後、梅雨に入るまでは、散策に適した気候なのにどこも観光客の方が少なめです。

ただ、この時期は、満開の桜のような派手さがありません。

なので、建物や文化財を中心に拝観すると良いでしょう。

また、冬も人が少ないので、同様に建物や文化財の拝観がおすすめです。特に冬は、木の枝から葉が落ちているので、建物全体を見やすいといった利点があります。

3.宿泊もゴールデンウィーク後と冬

泊まりでの京都旅行の場合もゴールデンウィーク後と冬がお得です。

特に冬は、通年で宿泊料金が同じ宿は別として、どのホテルや旅館も宿泊料金が安くなっています。

また、桜や紅葉の時期と比較して、空室も多めなので狙った宿に泊まりやすいというのも利点です。

4.車は使わず電車やバスといった公共交通機関を利用する

旅行というとついつい車を使いたくなりますが、京都観光では、おすすめしません。

まず、京都市内は道路がとても混むため、予想している以上に目的地までの時間がかかります。

しかも一方通行が多いので、道に詳しくない方は、何度も同じところを走るといったロスをしてしまうこともあります。

結局、拝観時間よりも移動時間の方が長くなってしまい、疲れて帰宅するということになったら、せっかくの旅行が台無しです。

どうしても車を使いたいなら、パークアンドライドを利用して、郊外で駐車してから電車に乗った方が移動時間を少なくできますよ。

5.有名な場所と無名な場所を組み合わせる

京都と言えば、金閣寺、銀閣寺、清水寺、東寺などの観光名所が有名です。

なので、京都に訪れたらこういった有名なところばかりに行きたくなります。

でも、有名な観光名所は、それぞれが離れた場所に建っていることが多いので、そういったところだけを拝観しようと思うと、移動時間ばかりがかかってしまいます。

有名な観光名所は1ヶ所か2ヶ所に抑え、その周辺にある無名なお寺や神社を見た方が時間の節約になりますし、何より、そういったところが意外なことに隠れた名所だったりする場合があります。

6.長距離の移動は避ける

上の5とも共通しますが、あちこちの観光名所に訪れると移動時間ばかりがかかってしまうので、おすすめしません。

なるべく移動距離は短くし、有名な観光名所とその周辺を散策しましょう。

7.京都駅を拠点にする

泊まりがけの京都旅行の場合は、京都駅近くの宿に泊まるのが便利です。

京都駅なら、市バス、地下鉄、JR、近鉄電車と移動手段がたくさん用意されているので、どの観光名所へ行くにも便利です。

特に京都観光の初心者の方は、京都駅周辺で宿泊した方が良いでしょう。

8.名所が密集している観光地を選ぶ

できるだけ多くの名所を見たいなら、名所が密集している観光地を選びましょう。

例えば東山なら、清水寺、高台寺、八坂神社、知恩院、青蓮院などを歩いて回ることができますし、嵯峨野嵐山なら、天龍寺、二尊院、常寂光寺、清凉寺、大覚寺などが徒歩圏内です。

また、きぬかけの道沿いの金閣寺、龍安寺、仁和寺も歩いて移動できる距離に建っています。

9.昼食はお弁当やパンで済ませるのもあり

京都観光で困ることのひとつが昼食です。

訪れた名所の周りにお店がないといったことはよくありますし、人気の観光地の場合はお店は多くても混雑していて長時間待たなければならないこともあります。

こういったことを考慮して、お弁当やパンを用意しておくと良いでしょう。持ち運びを考えるとパンがおすすめです。

ただ、昼食を楽しみに京都に訪れるという方もいらっしゃるでしょう。

なので、昼食については、散策時間と天秤にかけてお店で食べるかどうかを決めると良いと思います。昼食時間をずらすというのもひとつの手ですね。

10.桜と紅葉以外にも見るものがある

京都観光と言えば、桜と紅葉だけと思いがちですが、他にも見るものがたくさんあります。

むしろ庭園などは、初夏の草花と一緒に見た方が美しいところが多くあります。

以下に桜と紅葉以外の植物の見ごろの時期をいくつか挙げておきます。

  • 2-3月は、梅、椿など
  • 5-6月は、ツツジ、藤、カキツバタ、サツキ、ハナショウブ、スイレン、アジサイなど
  • 7-8月は、ハス、キキョウ、サルスベリ、フヨウなど

11.無料公開を利用する

拝観料が必要な観光名所の中には、定期的に無料公開を行っているところがいくつかあります。

特に行事が行われるときは、庭園が無料ということがよくありますね。

無料公開が行われる名所には、平安神宮、城南宮、醍醐寺、智積院(ちしゃくいん)などがあります。

12.京都市内にこだわらない

京都観光と言えば、京都市内とお考えの方も多いことでしょう。

でも、京都市以外でも有名な観光地はたくさんありますし、そういったところは京都市内よりも観光客の方が少なめという特徴があります。

例えば、宇治市は、平等院や宇治上神社といった世界遺産の寺社がありますし、長岡京市は長岡天満宮や光明寺などの名所が有名です。

どちらも京都駅からJR1本で行くことができる便利な観光地です。

13.欲張って多くを訪れようとしない

4、6、8あたりとも共通しますが、快適に京都観光をするなら、訪れる名所の数は、ほどほどにした方が良いでしょう。

名所によっては、拝観に1時間以上かかるところもありますし、急いで拝観すると、うっかり名物を見逃してしまうということもあります。

実際、私も拝観しとくべき名物を逃したことが何度もあります。

1日で訪れる名所は3つ程度にしぼると、じっくりと拝観できますし、観光の疲れも少なく、充実感がありますよ。

14.地図を持っていく

京都に限らず、旅行の際は、その土地の地図を持っていきましょう。

地図を持たずに京都を訪れて、道に迷ってしまうと、無駄な時間を使ってしまいます。

また、地図を見ることで、知らなかった観光名所を見つけることもできます。

地図ではなく、ガイドブックを持っていくのも良いですね。

15.優先順位を決める

ここまでいろいろと述べてきましたが、一番大事なことは、優先順位を決めるということです。

清水寺の桜をどうしても見たいというなら、それを最優先した方が良いです。

東福寺の紅葉をどうしても見たいというなら、どんなに混雑していても見ごろに訪れた方が良いです。

自分が訪れたい時期に行きたかった観光名所を拝観することが、一番満足感があります。

私が、この記事で述べてきたことは参考程度に捉え、自分自身でガイドブックなどを見ながら、あれこれと散策コースを考えることが、京都観光を最も楽しむコツですね。

あと京都観光に限らず、旅行に出かける時にはクレジットカードも持っておいた方が無難です。

最近では、多くの銀行のキャッシュカードがコンビニのATMで使えるので、旅先でお金が不足してもすぐに補充可能ですが、地域によってはコンビニも銀行もない場合があります。

万が一のことを考えてクレジットカードを1枚は持っておいた方が良いでしょう。